香典返しは郵送や宅配でも大丈夫?郵送時のマナーや注意点、おすすめのギフトとは
香典には、大切な家族を失った悲しみを励ますという意味があります。香典返しを贈る際はマナーをおさえて、励ましてもらったことへの感謝の気持ちを伝えていきましょう。今回は、香典返しを郵送で贈る際のマナーと香典返しに最適なギフトについて解説していきます。
香典返しは手渡しが基本!郵送でも可
香典返しとは、葬儀の際の香典に対するお礼をお返しすることです。
無事に忌明けを迎えられたことを伝える挨拶の意味も含まれています。
忌明けとは、仏式では四十九日の法要後、神式では五十日祭りを終えた後です。
キリスト教には忌中という概念はありませんが、召天記念日を迎える死後1か月目に仏式に従って香典返しを贈るのが一般的です。
香典返しは手渡しが基本ですから、よく顔を合わせる相手などであれば直接渡しましょう。
ただし、遠方に住んでいる人など手渡しが難しい場合や香典返しの品がかさばるものや重たいものである場合は郵送でも失礼に当たりません。
贈る人やギフトの内容によって渡し方を変えましょう。
近年はコロナなどの影響で直接会うことが憚られるため、手渡しできる相手であっても郵送で贈る人は少なくありません。
香典返しを郵送で贈るときのマナーとは
郵送で香典返しを贈る際は、一連の弔いが済んでから1か月以内に贈るのがマナーです。
宗教によって忌明けの時期が異なりますので、誤って忌明け前に贈らないように注意しましょう。
直接挨拶できないため、手紙を添えるのもマナーになります。挨拶状には、最初に香典をもらったことに対するお礼を記します。
季節の挨拶や「謹啓」などの頭語は必須ではありません。
頭語を入れない場合は、結語も入れないようにしましょう。
頭語を入れる際は、結語を必ず入れます。
香典をもらったお礼の次は、忌明けの法要が無事に終わったことを記します。
仏式なら四十九日が終わったこと、神式なら五十日祭が終わったこと、キリスト教なら召天記念会が終わったことを伝えましょう。
忌明けの法要の報告の次は、香典返しの品を贈った知らせを記します。
本来は喪主が直接ご挨拶に伺うべきところを郵送で済ませたことへのお詫びも記しましょう。
略儀で済ませたことのお詫びを記したら、日付と差出人の名前を記して完了です。
香典返しの挨拶状には、句読点は使いません。読みやすいようにと句読点を使ってしまうと、マナー違反になりますので注意しましょう。
また、地域の慣習などにより書き方やマナーが違う場合があります。
迷ったときは、地域の慣習に詳しい人に相談してみましょう。
郵送で香典返しを贈る際に添える手紙の詳しい書き方などは、下記ページをご覧ください。
香典返しの郵送には手紙が必要?手紙の書き方、送る時期は?例文も紹介
香典返しを郵送する際は掛け紙(のし)をつける
郵送で香典返しを贈る際は、「黒白の結び切り」で水引が描かれている掛け紙を付けるのがマナーです。
結び切りには二度と繰り返さないという意味が込められており、弔事以外にも、婚礼やお見舞いの際に使用されます。
仏式の葬儀では、蓮の花が描かれたものを選びます。
キリスト教など他宗教の場合は、蓮の花がない掛け紙を選ぶのが一般的です。
一部地域では、黒白の結び切りではなく黄白結び切りを使用することがあります。
香典返しは弔事ですので、のしが付いていない掛け紙を選びます。
のしがかかっている包装紙を使ったり、箱に直接送り状を貼るのはマナー違反になりますので気をつけましょう。
送り状はまず用意した別の紙袋に香典返しの品を包み、新しく用意した紙袋に貼り付けます。
掛け紙の表書きは、仏式の場合は水引の上段に「志」と書きましょう。
下段の名入れ箇所には喪主の名前を書きます。「志」の部分は、地域によっては「満中陰志」と書く場合もあります。
「偲び草」や「茶の子」などと書くこともありますので、地域の慣習などが気になる場合は親族や詳しい人に相談してみましょう。
喪主の名前は、喪家の姓を書くのが一般的です。喪主のフルネームを書く場合もありますが、どちらもマナー違反にはなりません。
香典返しにつける掛け紙の書き方などについて詳しく知りたい場合は、下記ページをご確認ください。
掛け紙の名前は?表書きの書き方とのし紙のマナー、香典返しを郵送する場合についてを紹介します
郵送するのに最適な香典返しギフトとは
香典返しは、もらった香典の半額から3分の1程度の金額の品を贈るのがマナーです。
ただし、身内や親族だと多めに香典を包んでくれる場合があります。
扶助の気持ちを込めて多めに包んでくれていますので、お返しの金額に厳密にこだわる必要はありません。
大切なのは、香典を包んでくれたことへの感謝の気持ちを伝えることです。
郵送するのに最適なギフトとして、カタログギフトが挙げられます。カタログギフトは好きな品を自分で選べるため、世代性別を問わず喜ばれます。
贈られた側が好きなタイミングで受け取れる点やかさばらない点も魅力です。
至高
カタログギフト「至高」は、業界トップクラスの品揃えを誇るカタログギフトです。
各国のブランド品からこだわりのグルメ、伝統工芸品など世代性別を問わず満足できるアイテムが多数掲載されています。
温泉旅行などの体験ギフトやチャリティが掲載されているのも特徴です。
気軽な贈り物から高級な贈り物まで、予算に合わせた14個のコースが用意されています。
和をイメージした上品で高級感のあるデザインも魅力です。
凛
カタログギフト「凛」は、和風の表紙が特徴のカタログギフトです。
ジャンルに富んだ品揃えのカタログギフトで、フォーマルなシーンの贈り物として人気があります。
業界最大級の価格帯と掲載アイテム数を誇るカタログギフトですので、きっとお気に入りの一点を見つけてもらえるでしょう。
ブランド商品や有名スイーツなど形のあるアイテムだけではなく、レストラン利用権や温泉旅行など体験型ギフトも掲載されています。
和風で落ち着きのある表紙も魅力的なカタログギフトですから、香典返しに最適です。
サユウ
和風カバーカタログギフト「サユウ」は、和風デザインの弔事用カタログギフトです。
オーソドックスなアイテムからトレンドのアイテムまで、幅広いアイテムが掲載されています。
掲載されているのは、すべて厳選された高品質のアイテムばかりです。
アイテムを選ぶ楽しさを味わえるギフトなので、贈られた人はきっと満足してくれるでしょう。
掲載ページのデザインは美しく、見ているだけでワクワクします。
「うすくも」から「うすぐんじょう」まで幅広い価格帯を取り揃えていますので、金額相場に合わせたものを選べます。
はなしずか
香典返しは、消えものが定番です。消えものとは、食べ物や日用品などの消耗品のことです。
食べ物にはたくさんの種類がありますが、肉や魚は生臭ものですので避けるのが一般的です。
また、慶事に用いられることが多いかつお節や昆布なども選ばれない傾向にあります。
相手の好みに合わせた弔事に相応しい品を選びましょう。
「はなしずか」は、瀬戸内海の波と雲を紋織で再現したタオルです。
格式の高さを感じさせる紫色と繊細さを感じさせる白色をメインに使用して、自然の力強さと広大さを表現しています。
今治タオルブランド認定のタオルですので、吸水性にも優れています。
持続する触り心地の良さも特徴で、末永く生活のお供として活躍してくれるでしょう。
高級感あふれる木箱に収められているため、相手の立場に関係なく安心して贈ることができます。
ドトールコーヒー「ドリップ&スティックセット」
ドトールコーヒー「ドリップ&スティックセット」は、ドリップパックやインスタントスティックの詰め合わせです。
ドリップパックには、まろやかブレンドと深煎りブレンドの2種類が用意されています。
インスタントスティックの種類はココア、ミルクティー、カフェオレの3つです。
小分けされているため、職場への香典返しに適しています。
ドリップパックとインスタントスティック合わせて5種類の味を楽しめますから、コーヒーが好きな家庭への贈り物にもおすすめです。
ホテルオークラ「スイーツアソート」
ホテルオークラ「スイーツアソート」は、ティータイムに最適な焼き菓子の詰め合わせです。
プレーンとチョコのマドレーヌ、チョコレートケーキ、フルーツケーキ、ブラウニーネーブル、レーズンサンドの6種類の味を楽しめます。
お菓子は個別に梱包されているため、好きなときに好きなだけ食べられるのも嬉しいポイントです。
名門ホテルの高級感を楽しめるスイーツギフトですので、目上の人にも安心して贈れます。シックにまとまった上品なデザインのギフトボックスも素敵です。
香典返しギフトの梱包はシンプルなものを選ぼう
香典返しの包装紙は、弔事用ギフトに対応したシンプルなものを選ぶのが無難です。
Myroom GIFTでは無料のラッピングサービスを行っています。
シンプルで上品な包装紙や和風デザインの包装紙などデザインのバリエーションも豊富です。
感謝の気持ちを伝えたい場合は、Myroom GIFTのラッピングサービスをご利用ください。
Myroom GIFTの香典返しは複数の送付先を指定できる!
Myroom GIFTでは、複数の送付先をまとめて指定できます。
1回の注文でまとめて配送できますので効率的です。
香典返しは手渡しが基本ですが、郵送で贈っても失礼にはなりません。
掛け紙の書き方などのマナーをおさえた素敵な香典返しで、感謝の気持ちを伝えましょう。
Myroom GIFTでは、結婚祝いや出産祝いなどさまざまなシーンで喜ばれるギフトを取り扱っています。
感謝の気持ちが伝わる香典返しのギフトも多数用意していますので、どうぞご活用ください。