快気祝いのギフトにはメッセージを添えるのがおすすめ!例文も紹介
病気や怪我で入院していた人が退院したとき、お世話になった人へギフトを贈る習慣が「快気祝い」です。 快気祝いや快気内祝いでは、メッセージカードを添えると気持ちがより伝わります。 以下、快気祝いや快気内祝いにおけるメッセージについて解説していきます。
ギフトと同様メッセージカードが大切!
メッセージカードやお礼状は、大切なギフトに添えるものとして日本では重宝されてきました。
快気祝いや快気内祝いでも、メッセージカードやお礼状は書かれてきました。
ギフトだけでなく、文章で気持ちを示す理由は「相手への礼儀」です。
物だけ贈っても、強い気持ちが伝わりにくい可能性はあります。
むしろ、「物だけでお礼を済ませようとしている」と解釈されることも少なくありません。
メッセージカードやお礼状があれば、余計な誤解を生まず、感謝を伝えられます。
次に、ギフトの「特別感」を演出するためにもメッセージカードやお礼状は用いられてきました。
快気祝いのギフトは食品や洗剤、タオルなど、ある程度の定番が決まっています。
定番の品を受け取った側は、なかなか思い入れを抱けない可能性もあります。
ただし、メッセージカードやお礼状があれば、ギフトに特別感を込められるでしょう。
特に、メッセージカードはデザインや字体に遊び心を加えられるので、親しい相手へのギフトで選ばれてきました。
なお、メッセージカードやお礼状を贈るタイミングは、原則的にギフトと一緒です。
ギフトを贈る際、メッセージカードやお礼状も渡しましょう。
すなわち、快気祝いや快気内祝いなら退院後、2~3週間以内を目途に用意しましょう。
快気祝いはお世話になった人へのお礼なので、あまり時期が経ちすぎると失礼になりかねません。
受け取る側も、何のためのギフトなのか理解しづらくなります。
退院して日常生活に戻り、余裕ができたらすぐ快気祝いの準備に取りかかるのが得策です。
かつては、快気祝いや快気内祝いは「直接会って渡すのがマナー」だとされてきました。
しかし、時代とともに郵送にするパターンも増えてきています。
遠方にまでギフトを持っていくのは大変で大きな負担になりますし、相手に時間も割いてもらわなくてはなりません。
贈る側も受け取る側も、郵送の方が楽だというケースも多いのです。
ただし、直接渡すにせよ、郵送にせよ、メッセージカードやお礼状を一緒に贈りましょう。
感謝の気持ちをメッセージカードに!
実際に快気祝いの文章を考える際は、相手の気持ちをしっかり考えなくてはなりません。
忙しい時間をぬってお見舞いに来てくれた相手へのお礼だと理解したうえで、丁寧な文章を書きましょう。
お礼状の場合は、和紙に毛筆で書くのが丁寧です。
一方、メッセージカードの場合はボールペンで書いたり、プリントになったりしても問題ありません。
また、メッセージカードはややくだけた文章になっても許されます。
ただし、お礼の文章だということは忘れず、あまりにも雑な内容にするのは止めましょう。
メッセージカードに必ず含めるべき内容は、「退院の報告」と「お世話になったお礼」です。
「一緒にギフトも贈る」という旨も伝えましょう。
さらに、快気内祝いの場合は全快しているわけではないので、今後の治療予定まで書いておくと良いです。
以下、親戚への快気祝いに添えるメッセージカードの文例です。
このたびは、叔父様と叔母様にたいへんご心配をおかけして、申し訳ございませんでした。
おかげさまで〇月×日に退院し、元気に過ごしております。
入院中は皆様からお世話になり、本当にありがとうございました。
せめてもの快気祝いの印に、心ばかりの品をお届けいたします。
なにとぞお納めください。
次に、よりくだけた内容でのメッセージカードの例文です。
このたびは、ご心配をおかけしてごめんなさい。
おかげさまで体は回復し、無事退院できました。
少し疲れがたまっていたようです。
〇〇さんにお見舞いに来てもらえて、元気を分けてもらえました。
ありがとうございます。
お見舞いの品をいただけたのも本当に嬉しかったです。
せめてものお返しをささやかながら贈りますので、お納めください。
また一緒に遊ぼうね。
いずれのメッセージも、本格的なお礼状よりはシンプルにまとめるのがコツです。
メッセージカードは大きな紙ではないので、長文を避けるようにしましょう。
また、快気祝いのメッセージでは基本的にネガティブな内容を省きます。
病気やケガの詳しい話題を書いたり、入院中のつらさを述べたりするのは厳禁です。
受け取った側が心から嬉しく思えるような文章を意識しましょう。
代理で渡す、家族の退院報告に使える例文
家族が退院したとき、本人に代わってメッセージカードを書くこともあります。
本人が忙しかったり、十分に回復していなかったりするときもあるからです。
以下、家族のメッセージカードを代筆する場合の注意点と例文を挙げていきます。
夫の代筆をするときの注意点
もしも妻が夫の代筆をしたときは、差出人の欄に「内」を入れます。
正確には「山田一郎内花子」のように、夫と自分の名前の間に「内」を書きましょう。
ただし、相手が夫の職場の人間など、妻との面識がないケースでは「山田一郎 内」とだけ書きます。
なお、妻が代筆するときでも、一人称は「私」でかまいません。
「~と夫が申しておりました」のような書き方もせず、夫の目線で文章を綴ります。
「内」を使うのは正式なお礼状なので、メッセージカードでは「必ずしも内と書かなくてもいい」との意見もあります。
しかし、「内」とあるほうがより丁寧だといえるでしょう。
家族の友人へのメッセージ例文
以下、差出人の欄で「内」を使った例文です。
このたびはたいへんご心配をおかけしました。
おかげさまで〇月×日に退院し、再発もしておりません。
お忙しい中、入院中はお見舞いにも来ていただいて、本当にありがとうございました。
お礼に心ばかりの品を贈ります。
どうぞお納めください。
「内」と書いている以上は、夫の視点の言葉で書いて大丈夫です。
家族の上司へのメッセージ例文
次に、家族の上司にメッセージカードを贈るときの例文となります。
このたびは会社の皆様にたいへんご迷惑をおかけいたしました。
先日〇月×日に退院し、現在は自宅療養中です。
お医者様の話だと、仕事復帰もまもなくできるとのことです。
これから一日も早く、会社で戦力になれるよう今は療養に努めています。
なお、〇〇様にはお見舞いのお品もいただき、誠にありがとうございました。
お礼の印に、心ばかりの品を贈らせていただきます。
どうぞ、お納めくださいませ。
目上の人へのメッセージカードは親しみをこめた表現を極力使わないようにしましょう。
いわゆる定型文を中心に組み立て、相手への敬意を示すようにします。
親の代筆をするときの注意点
退院したばかりの親に代わってメッセージカードを書くなら、「内」ではなく「代」を付けます。
差出人の欄に「山田一郎代花子」としましょう。
親と名字が変わっている場合は「山田一郎 代 田中花子」といった形にします。
Myroom GIFTでも、ギフトのシチュエーション別にお礼の例文を掲載しています。
以下のページも参考にしてみてください。
快気祝いのメッセージを先様別の例文でご紹介!お見舞い返しならMyroom GIFT
メッセージカードをギフトと一緒に注文
メッセージカードや挨拶分には作成サービスもあります。以下、作成サービスの詳細を解説します。
作成サービスとは?
ギフトの専門店、専門サイトなどで利用できるコンテンツが挨拶状の作成サービスです。
作成サービスを利用すれば、挨拶状やメッセージカードの代筆を任せられます。
テンプレートを参考にしながら、希望の文面、書体、デザインなどを選択可能です。
さらに、文面を自分で考えたうえで、内容に合ったカードをスタッフに選んでもらうこともできます。
Myroom GIFTでは、メッセージカードとのし紙のセットも用意しています。
メッセージカードとのし紙を同じデザインでまとめられるので、おしゃれなギフトを演出できるでしょう。
もちろん、メッセージカードとのし紙を違うデザインにもできます。
挨拶状の作成サービスを利用すれば、自分で文章を書く必要がないので簡単に挨拶状を用意することができます。
場合によっては文章の相談もでき、ギフトにかける手間が大幅に減ります。
忙しい中、快気祝いや快気内祝いを用意しなくてはならないときに、作成サービスはとても効率的です。
挨拶状の注文方法
店舗やサイトによって、挨拶状の注文方法はさまざまです。
Myroom GIFTの場合は、ホームページの中に「自由文メッセージカード」というコンテンツが含まれています。
専用の注文フォームに文章を記入し、カードのデザインを選択すれば注文できる仕組みです。
指定の文字数、デザインであれば、メッセージカードは無料です。
詳しくは以下のページで説明しているので、参考にしてみてください。
退院したら忘れず快気祝いを贈ろう
快気祝いや快気内祝いは、心配をかけた相手への報告、感謝に欠かせません。
ギフトとメッセージカードを一緒に贈れば、真心がより伝わります。
Myroom GIFTはギフトの専門サービスとして、さまざまなシーンの相談に応えてきました。
快気祝いはもちろん、結婚や出産、香典などの関連ギフトも揃えています。
まずは以下のホームページからお気軽にご連絡ください。