快気祝いはいつ送ればいいの?送るタイミングについて詳しく解説
病状や節目、予算、気持ち、いろいろな面でいつ送るのかを自身で決める事が可能です。 快気祝いは頂いたお見舞い品へのお返しではないので、お見舞いを頂いてから2週間以内にお返しをしなければならないというマナーはありません。 自身の病状やケガ、気分が良くなったという嬉しさを、心配してくれた方に報告するのが快気祝いなので、御見舞やお祝いを頂いていたとしてもすぐに快気祝いを執り行う必要はありません。 この記事では、「快気祝いをいつ送ればいいのか」について詳しく解説します。
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快気祝いの考え方
快気祝いは病気やケガ、気持ちが元気になるまで回復したことを報告するお祝いです。
現在では、お見舞いに来てくれる方や心配してくれる方から品物を頂く際も「快気祝い」としていただくことが普通になっていますが、本来の意味は心配をかけた方に元気になったことを自身から報告することをさします。 なので快気祝いを行う場合は、お祝いを貰っているいない、お見舞いに来てもらっている来てもらっていないなどを考える前に、まずは「自身が元気になっているか?」という点から考える必要があります。
この、「自分が元気か?」「もう大丈夫か?」という線引きは決まっていません。
病状やケガの具合によって、退院した時点で「大丈夫だ」と判断できる場合をはじめ、通院が終了した時点、一人で動けるようになった時点、日常生活ができるようになった時点、仕事に復帰できるようになった時点など、「もう大丈夫だ」と思えるようになる節目は人それぞれです。
それぞれ節目が違いますが、世間一般的に「こんな病気ならこれぐらいでしょ」という感じ方はある程度統一されています。
なので、快気祝いはいつ送ってもかまいませんが、世間一般的な感覚はある程度決まっているので、それに合わせて遅すぎず、早すぎないタイミングで快気祝いを送る必要があります。
退院したことを節目に快気祝いを送る場合
「快気祝いをいつ送るのか?」という線引きで最もメジャーなのが退院した時点です。
退院を節目に快気祝いを送る場合をはじめ、結婚内祝いや出産内祝いなどのお祝いは記念となる日時が明確にわかっているので、その日付けから2週間以内から1ヶ月以内といつ送ればいいのか明確にわかります。
職場の方や親戚、友人などに対しても最もわかりやすい退院を節目にした快気祝いですが、最近の病院では回転効率を上げるために少しだけ病状が治っただけでも退院させられて、自宅療養になってしまう方がとても多くなっています。
一昔前までは完全に病状やけがが治るまで入院し、手厚い看病を受けて「元気になった」と言えるくらいの状態で退院できたので、退院内祝いもかねて快気祝いを送ることができましたが、入院に掛かる費用も含めると「元気になるまで入院する」というのは難しいものです。
退院の際にはある程度回復し、通院や自宅療養が必要であったとしても「元気になった」と感じられるのであれば、退院後1ヶ月までをめどに快気祝いをおくりましょう。
退院した足でそのまま快気祝いを渡して回るのは、自身の身体にも大きな負担をかけてしまい、相手様にも違った意味で心配をかけてしまうのでタブーです。
最低でも10日前後は安静にし、10日以降から贈るようにしましょう。
定期的な通院が終った時点で快気祝いを送る場合
「もう大丈夫」と思える瞬間の一つとして、「もうこまめな通院は必要ありません」と病院の先生に言われた瞬間ですよね。
病気やケガで入院し、退院後、自宅療養と通院にて治療していた過程が終わるという事は、症状的に「良くなった」という事です。
退院した時点ではまだ「元気になった」と言える状態ではなくて、快気祝いを先送りにしていた場合は通院が必要なくなった時点で快気祝いを贈るのが無難です。
再発の心配が大きいガンなどの病気の場合、気持ちの面でもある程度通院が必要なくなった時点の方が快気祝いを送りやすく、受け取る側もより心配なく受け取りことができます。
また、入院せずに自宅療養と通院で治療していた場合は、退院という節目がないので、病院の先生のアドバイスによって節目が決まります。
通院が必要なくなった時点で快気祝いを送る場合は、決まった時点から2週間前後の間に快気祝いを贈るのがベストです。
退院した際に快気祝いを贈るのであれば相手にも節目がわかりやすいのですが、通院が必要なくなってから快気祝いを送る場合は、何の節目で送っているのかが分かりません。
なので、「もう通院が必要なくなるほどに回復しました」「通院がある程度おわり、残すはリハビリのみとなりました」などと、相手をより安心させることができる一言を添えて、快気祝いを送った節目が分かるようにするとより良い印象を与えることができます。
日常生活に復帰した時点で快気祝を送る場合
通院や自宅療養中であっても、ある程度日常生活ができるようになった時点や動けるようになった時点で快気祝いを送ってもかまいません。 病気やケガを負ったにもかかわらず日常生活ができるようにまで回復したことは、快気祝いとして品物を贈って報告するのに、最も喜ばしい場面です。
「日常生活」と一言に表しても、家の中で一人で動けることができるのか、外に出ることまで可能になったのか、買い物などもできる程度かなど線引きは様々ですが、外に出ることが可能になったくらいの時点で快気祝いを送っておくのが無難です。
外で買い物ができるくらいにまで回復しており、ショッピング中に心配してくれていた方に偶然出くわしたり、お見舞いの品物を贈ってくれた方に偶然出くわしてしまうと、「え?もう元気になっていたの?」と、良くも悪くも思われてしまうかもしれません。 いつ、誰に、「報告してこなかった」とへんに誤解されるか分からないので、外に出て散歩ができるようになったくらいで快気祝いを送っておきましょう。
快気祝いを送って、「今頃?」と誤解されないように、「外に出られるようになって」「これからは体力を付けていくリハビリを」といった、日常生活ができるようになったことを一言含めた文章を含めて、どの程度まで現状が回復しているのかを伝えるようにしましょう。
仕事に復帰した時点で快気祝いを送る場合
親戚や友人など、心配をかけた方やお見舞いに来てくれた方に、仕事に復帰してから快気祝いを送るのはタイミングが遅すぎで好ましくありません。 自宅療養や入院を終えて、休暇を挟んで仕事に復帰してから快気祝いを送るのは遅すぎです。
上司や同僚など、職場に対して快気祝いを送る際は復帰前や初日に手渡しで送ってもかまいません。 快気祝いは仕事に復帰したことをお祝いすることではなく、「元気になったこと」「動けるようになったこと」「現状が回復したこと」を報告してお祝いすることなので、仕事に復帰するまでの療養中に贈るのがマナーです。
ですが、骨折などのケガで全治2週間から1ヶ月程度の場合や、完治しないまま仕事に復帰するのであれば、親戚や友人などへの快気祝いは完治してからでも構いませんが、なるべく仕事に復帰するまえに渡しておきましょう。
親戚や友人などの近しい人に快気祝いを送るのであれば、「元気になった」「動けるようになった」時点で快気祝いを送るのが最適ですが、上司や同僚に対して快気祝いを送る場合、まだ仕事に復帰できる時期が分からないまま、元気になった報告の快気祝いを送るのは好ましくありません。 仕事に復帰してから快気祝いを送ると「今頃?」と感じられてしまうので、仕事に復帰できる頃合いが分かってから決めましょう。
まとめ
いつ快気祝いを送ればいいのか?について解説しました。
快気祝いはいつ送ってもいいように感じますが、世間一般の買感覚として最適なタイミングはある程度決まっています。
仕事などとの兼ね合いがあるので、安易に考えて快気祝いを送ってしまうと後々後悔する事態になってしまうので、きちんと考えて送るタイミングを決めましょう。