出産祝いに喜ばれるギフト券とは?マナーと選び方のポイント
タオルのギフトは出産祝いの定番のひとつです。生まれたばかりの赤ちゃんを包むタオルはどんなものを選べば喜んでもらえるのでしょうか。タオルと一口に言っても種類がたくさんあり、迷ってしまいますよね。この記事では、出産祝いを贈るときのマナーと贈り物にぴったりなタオルの選び方をご紹介します!
ギフト券を贈るときのメリット・デメリット
ギフト券は出産祝いに贈られる品物の定番です。購入するのが簡単で使いやすいギフト券ですが、そのメリットがデメリットになる場合があります。まずはギフト券を贈ることのメリットとデメリットからお伝えします。
【ギフト券を贈るメリット】
出産祝いにギフト券を選ぶことで、贈る側と贈られる側の双方にとってのメリットがたくさんあります。いくつかあるなかでも特にご紹介したいメリットは3つ!
- 好きなものを好きなタイミングで買える!
- 贈り物の内容が重ならない!
- 有効期限が長い!
ギフト券の最大のメリットは「好きなものを自由に選べること」でしょう。贈られる側にとってのメリットに感じるかもしれませんが、贈る側にとっても贈り物が他の人と被ってしまったら・・・好みに合わなかったら・・・という心配がいらないわけですからメリットと言えます。
ギフト券は期限が長いので、赤ちゃんのお世話に忙しい新生児期に慌てて買い物をする必要がないですし、期限が切れた!ということも少ないです。贈る側と贈られる側のどちらにとっても安心できるポイントですね。
【ギフト券を贈るデメリット】
ギフト券は汎用性が高い贈り物ですが、デメリットもあります。
- 選ぶ手間を省いたように思われる
- 金額が伝わる
この2点は出産祝いにギフト券を検討している多くの人が懸念しているポイントです。
1つ目のデメリットは工夫をすれば解決できます!一番おすすめなのは、ギフト券と一緒にお祝いの手紙を同封することです。手書きの手紙ならばよりいっそうお祝いの気持ちが伝わりますね。
2点目の金額についてですが、受け取る側は出産祝いの価格から内祝いを手配しますので、金額が明確であること自体に嫌悪感は抱かないでしょう。「金額が分かると少ないと思われる」と不安ならば相場の最低金額よりも少しだけ多めの金額を用意しましょう。金額もマナーのひとつですから相場とかけ離れない適切な金額であれば問題ありません。
覚えておこう!マナーと注意点
ギフト券を贈るときには、マナーの他にも気を付けたいポイントがあります。注意点を知っているとスムーズにギフト券選びに移れますよ。
【相場はどのくらい?】
出産祝いの相場は、贈る相手との関係によって変わります。主な相場は以下の通りです。
親から子どもへ贈る場合:3万円~10万円
兄弟・姉妹へ贈る場合:3万円~5万円
いとこへ贈る場合:1万円~3万円
甥・姪へ贈る場合:5千円~1万円
友人・知人へ贈る場合:3千円~5千円
同じ関係でも相場にひらきがあるのは、普段からどの程度親交があるのかによって金額が上下するためです。
【目上の人には品物を贈る】
会社の上司や先輩など、立場が上の方に出産祝いを贈るときは現金やギフト券ではなく品物を贈るようにしましょう。ギフト券はお金と同様につかえるものなので「金銭的に助けてあげている」と思わせてしまうことがあります。気にならないという人も多いですが、相手を不快にさせてしまう可能性が少しでもあるものは避けた方が無難です。
【のし紙は「花結び」】
出産祝いは、何度もあっても喜ばしいお祝い事(慶事)なので繰り返し結べる「花結び」の水引きを選びます。このほかにも、さまざまな結び方がありますが、出産祝いでは花結びが広く使われています。インターネットで手配をする場合でものし紙をかけられます。水引きの上に書く「表書き」は「御出産御祝」や「御祝」が一般的です。
【送る場合は書留で!】
ギフト券を郵送するには「書留」を使います。一般書留あるいは簡易書留を利用し、郵送する旨を相手に連絡しておきましょう。郵送の手配をする前に都合の良い日を伺ってタイミングを調整できると理想的です。
【使いやすさをチェック!】
ギフト券は種類によって使えるお店が決まっています。地域によっても使える店舗の種類や数が違うので、相手の住まいの近くにギフト券が使える店舗があるかチェックしましょう。詳細が分からないときにはオンラインショップで使えるギフト券がおすすめです。
おすすめギフト券【クレジットカード系、百貨店・スーパー系】
流通量と使える店舗が多い一般的なギフト券からご紹介します。
・クレジットカード系
クレジットカード会社のギフト券は流通量が多く、知名度が高いのでギフト券といえばクレジットカード系列のギフト券を連想する人も多いでしょう。全国どこでも使えるギフト券として人気があります。
ギフト券が使える対象店舗のなかには薬局やスーパーもありますので、普段の近所でのお買い物でも使えます!わざわざ遠くまで出かける必要がない点も嬉しいですね。
・百貨店、スーパー系
百貨店や大手スーパーが発行しているギフト券です。3万円以上ならラグジュアリー感が感じられる百貨店のギフト券がおすすめです!特別感があるギフトになりますし、ブランドベビー服やママの産後ケアグッズなど憧れの品物を購入するのに役立ててもらえます。
スーパー系のギフト券は、普段の生活で買い物に行くスーパーやショッピングモールで利用できます。子供服からレディース・メンズのアイテムが買える大型ショッピングモールで使えることもあり、若い世代に人気があります。豊富な品揃えの店舗で使えるギフト券なら買いたいものが選びやすいですね。
地方によって店舗数に差があるので、そのギフト券が相手の生活圏内で使えるのかをチェックしましょう。百貨店やショッピングモールが相手の住まいから離れている場合には、ネットショップで使えるギフト券がおすすめです。
おすすめギフト券【ネットショップ系】
近年はネットショップの利用率が高まっていて、使ったことがある人がほとんどでしょう。特に赤ちゃんや小さな子供がいるご家庭ではおむつやおしりふき、ミルクなどを注文して自宅まで配送してもらえるので頻繁に使っていることが多いです。
ネットショップを利用する人におすすめなのが「ギフトカード」です!近年人気が急上昇している新しいタイプのギフト券で、「チャージタイプ」と呼ばれる購入するときに自分が決めた金額をチャージするタイプと、金額が固定されている「金額固定タイプ」の2種類があります。
有名なネット通販や専門店のネットショップ、メーカーのオンラインショップなど様々です。総合的にたくさんの品物を扱っているネット通販はおむつやミルクの品ぞろえも豊富で、ベビーグッズの取り扱いもあります。
家電量販店や家具、雑貨など専門的な通販サイトでは実際の店舗に行くよりも品ぞろえが豊富な場合があります。配送サービスを利用できるのも便利ですよね。
赤ちゃんが生まれてから「あれが欲しかった!」と気づくものがたくさんありますから、お出かけせずにネットショップで使えるギフト券は気の利いたギフトとして喜ばれそうですね。
おすすめギフト券【専門店】
子供用品専門店やベビー服ブランド、おもちゃ屋さんなどで使えるギフト券があるのをご存じでしょうか?ギフト券を使える店舗が子供用品に絞られているので「出産祝いにはベビーグッズが買えるギフト券が良い!」と感じている人にもおすすめです。
ギフト券を発行しているブランドによって異なりますが、オンラインショップで使えるギフト券が多いので、お出かけしなくてもおうちでショッピングを楽しめます 赤ちゃんを連れての外出は荷物も多く、良いものを買いたいと思ってもゆっくりと商品を見比べるのが難しいのでオンラインショッピングが利用できるととても便利ですよ。
SNSなどで話題の輸入育児グッズのセレクトショップやアパレルブランドのギフト券は人気があります。好みや近くにどんなお店があるのかが分からないときには、色んな店舗で使えるギフト券を選ぶのが良いでしょう。
ベビーグッズや子供用品を買うためのギフト券であれば、出産祝いとしてふさわしいものを考えて選んだことが伝わりますよね。「ギフト券を出産祝いにすると適当に選んだと思われそう・・・。」という心配も無用です!新生児期を過ぎて離乳食が始まったり、洋服のサイズが変わると必要になるものが増えるので有効期限が長いギフト券は先を見据えたギフトとしても喜ばれそうですね!
まとめ
いかがでしたか?
具体的なギフト券のイメージはつかめたでしょうか?ギフト券を選ぶときには必ず相手にとって使いやすいかを基準にして選びましょう。店舗の有無や好みに合うか、オンラインショップで使えるのかを確認すると良いですね。